求人情報の検索、キャリアカウンセリングなど様々なサービスを受けられ、転職活動をするときにはぜひ活用したい転職サイト。
転職サイトに登録しようか迷っているけれど、会社にバレてしまうことを恐れて登録をためらっていませんか。
バレてしまって、会社でトラブルになるのは避けたいですよね!
そこで今回は会社にバレずに転職サイトを活用する5つの具体的な方法や、転職サイトの活用で注意するべきポイントを解説していきます。
この記事を読むことで、転職サイトを利用する不安が格段に減りますので、ぜひチェックしてみてください!
転職サイトに登録すると会社にバレる?
結論をいうと、転職サイトの登録が会社にバレてしまう可能性は低いですが、ゼロではありません。
場合によってはバレてしまうことがあります。
これから紹介する方法を実践すればもっとリスクは下がりますよ!
どんな場合に会社にバレる?
まずはバレる原因を確認してみましょう。
バレる理由は大きく2つのパターンがあります。
転職サイトに登録した情報を勤務先の会社に見られてバレる
勤務先の会社の採用担当者が転職サイトのスカウト機能を使用している場合、あなたをたまたま見つける可能性があります。
転職サイトの中にはスカウト機能が搭載されたものがあり、転職活動者が登録した情報の一部が企業に公開されることになります。
転職サイト上に登録して企業へ公開された情報に、あなたを特定できる内容が含まれていたなら会社にバレてしまう可能性があるでしょう。
氏名や会社名だけでなく、職務経歴書の情報から特定されることもあるため注意が必要です。
転職活動者の言動でバレる
下のような言動を勤務先ですると転職活動がバレてしまう場合があります。
- 職場でうっかり転職の話をしてしまう。
- 転職サイトを確認しているところを見られてしまう。
- 面接などの転職活動で休暇を取得する日が多くなる。
- 現在の仕事とは関係のない資格などの勉強をしているところを見られる。
時間がないからといって職場で転職の準備をしてしまうと、知らぬ間に転職の噂が流れてしまうこともありえます…!
会社にバレずに転職サイトを活用する5つの方法
転職サイトの登録が会社にバレてしまう原因を大きく2つ紹介しましたが、ここからは会社にバレずに転職サイトを活用する方法を5つ紹介していきます。
- 職務経歴書に個人を特定される情報を入れないようにする
- 登録した情報を公開する範囲の設定をする
- スカウト機能を利用しない
- 転職エージェントを活用する
- 勤務先、SNSなどで転職活動がバレる言動を避ける
職務経歴書に個人を特定される情報を入れないようにする
転職サイトで活動するためには職務経歴書を登録することが必要だとここまでも紹介しました。
職務経歴書は採用可否に関わる大事な情報であるため内容を充実させる必要があります。
ですが、詳細な情報を記載しすぎると個人を特定されてしまう確率は高くなります。
例えば、担当した製品名やプロジェクトの名称、組織名、取引先企業名などがこのような情報にあたりますね!
このような情報は一般的な名称に書き換えるのがよいでしょう。
登録した情報を公開する範囲の設定をする
転職サイトには、特定の企業からは自分の情報にアクセスできなくするブロック機能や、特定の情報の非公開機能を持つものもあります。
もしもそのような機能がある場合は、うまく活用しましょう。
ブロック機能を使用する場合は、勤務先の企業だけではなく、グループ会社や関係会社、取引先もブロックしておくとより確実に身バレを防ぐことができます。
サイトによって機能が異なるため、最初にしっかり確認しましょう!
スカウト機能を利用しない
スカウト機能を利用すると企業が登録者の情報を閲覧できる状況になり、バレるリスクが高まります。
ですので、スカウト機能を無効にすることが一番の対策だといえます。
スカウト機能を活用したい場合には上記の
- 「職務経歴書には詳細すぎる情報は記入しないこと」
- 「ブロック機能や非公開機能を使用すること」
でしっかり身バレの対策をしてから活用するのがよいでしょう。
転職エージェントを活用する
次に転職サイトの代わりに転職エージェントを活用するという方法を紹介します。
転職エージェントでは、利用者が同意しない限り企業に個人情報が伝えられることはありません。
情報を見られたくない会社に情報が提供されることを防ぐことができるため、転職サイトよりも機密性は高いといえます。
転職エージェントでは希望する条件の求人を紹介してもらえるため、こちらを利用することも検討してみましょう!
勤務先、SNSなどで転職活動がバレる言動を避ける
転職サイトではなく、自分自身の言動が原因となってバレることを防ぐため、勤務先では以下のことに気をつけましょう。
- 上司だけでなく、同僚にも転職の話をしない
- 同僚やたまたま話を聞いた人から、話が広がってしまう可能性があります。
- 社内では転職活動(サイト閲覧や仕事と関係のない資格の受験勉強)をしない
- 転職サイトを見られたり、普段と違う行動を怪しまれる可能性があります。
- 頻繁に休暇を取りすぎない
- 面接などの選考のため、または有給休暇の消化のために休暇を取得していることを疑われる可能性があります。
- 社用のPCやスマホを使って転職サイトにアクセスしない
- 閲覧サイトの監視が行われている場合はアクセスしたこと証拠が残ってしまいます。
また勤務先での言動だけではなく、SNSでの転職に関する投稿が原因となってバレる可能性もあるのです。
SNS上で会社の関係者とのつながりがなくとも、連絡先の連携機能といった少しのきっかけで、特定されてしまう可能性があります。
バレるリスクを減らすためにも、不特定多数への転職についての投稿は避けるようにしましょう。
転職サイトを活用する上での注意点
ここからは転職サイトの登録が会社にバレないように注意したいポイントと、万が一バレてしまった場合の対応を解説していきます。
複数の転職サイトを使用する場合の注意点
より良質な求人を探すために、複数の転職サイトを活用する方が多いです。
最初のサイトは慎重に登録すると思いますが、2つ目、3つ目と登録するサイトを増やしていくたびに慣れてきて、油断も生まれてきます。
1サイト目ではしっかりスカウト無効化などの設定をしていたのに、次に登録したサイトでは忘れてしまっていたということが起こりやすいので注意が必要です。
うっかりミスに気をつけてくださいね!
うっかり話してしまうタイミング
転職活動を始めてすぐの時期は特に、選考が進むとうれしさや期待感が高まります。
選考は最後まで終わっていないけれど、もう入社が決まったように感じるかもしれません。
そうなるとついつい誰かに話したくなってしまいますよね…!
この時が最もうっかり話してしまうタイミングだと思いますが、転職が決まるまでは我慢しましょう。
また宴会などの会話が弾む場でバレることも多いようですので注意が必要です。
もしもバレてしまったら
万が一、転職活動がバレてしまった場合には下手に隠すのではなく、正直に話すのがよいでしょう。
このとき転職を考えている理由については、キャリアアップや異なる分野への挑戦など前向きなことを伝えると、職場に居づらくなるということは起きにくいです。
ネガティブな理由は挙げないようにしましょうね!
また転職を引き止められ、待遇の改善や異動を提案されることがあるかもしれません。
その場合は、転職を検討し始めたきっかけの原因が解消されるかという視点で、現在の勤務先に残るか、転職活動を継続するか判断しましょう。
転職サイトをうまく活用しよう!
今回は会社にバレず転職サイトを活用する方法について解説しました。
まとめると以下のようになります。
- 転職サイトに登録すると会社にバレる?
- 会社にバレる可能性は低いですがゼロではない
- どんな場合に会社にバレる?
- 転職サイトに登録した情報を勤務先の会社に見られてバレる
- 転職活動者の言動でバレる
- 会社にバレずに転職サイトを活用する方法は?
- 職務経歴書に個人を特定される情報を入れないようにする
- 登録した情報を公開する範囲の設定をする
- スカウト機能を利用しない
- 転職エージェントを活用する
- 勤務先、SNSなどで転職活動がバレる言動を避ける
- 転職サイトを活用する上での注意点は?
- 複数サイトに登録する場合は、全てのサイトで身バレ対策の設定をする
- 選考が進んだ時や宴会はうっかり話してしまう可能性が高いタイミングなので注意する
- もしもバレてしまったら正直に話し、前向きな理由を伝える
ということがお分かりいただけたと思います!
転職サイトに登録するか悩んでいる方の多くは、会社にバレないかという不安が一番に浮かんでくるかと思います。
ですが、解説した方法を実践することで、会社にバレる可能性はかなり低く抑えることができますよ。
ぜひ転職サイトや転職エージェントに登録して、転職活動を有利に進めていきましょう!
コメント